早期発見が健康維持のカギになる

自覚症状では気づけない病気もある
体に異変を感じて病院に行く頃には、すでに症状が進行しているケースが多く見られます。
痛みや息切れなどの不調が出てからでは、治療が長引いたり、回復後も後遺症が残ったりするリスクがあります。
そうなる前に病気を見つけるには、健康診断の受診が効果的です。
健康診断では、自覚症状がない段階でも専用の機器で体を詳しく調べることができるため、病気の兆候を早期に発見できます。
また、診断時に医師と相談する機会もあるので、不安な点や気になる症状があれば、遠慮せずに伝えるようにしましょう。
心身の不安を早めに解消することは、精神的な健康維持にもつながります。
健康診断は年1回の習慣にする
健康診断を数年に一度受けるだけでは、病気を見逃す可能性があります。
健康な状態でも、毎年受けることで体の変化にいち早く気づけます。
病気の早期発見には、年1回のペースで定期的に受けることが大切です。
もちろん、より短い間隔で受けても構いませんが、仕事や生活の都合を考えると、1年に1度が無理のない目安とされています。
また、毎年の受診を習慣化するには、日程を決めておくことが効果的です。
たとえば、自分の誕生日や記念日など、覚えやすい日を健康診断の日に設定すれば、忘れずに受診しやすくなります。
大切な日に、自分の体を見つめ直す時間をつくることで、健康意識も高まるでしょう。